安定した資産形成に役立つ投資商品

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資産を築くための方法として株などに投資している方がたくさんいますが、できるだけリスクを伴わない投資商品を探しているという方におすすめなのが不動産投資です。
不動産投資とは、安定した利益を確保するためにお金を投資して不動産を購入することをいいます。
他の投資商品と比較してリスクが少ないうえに安定した収入を確保できるとあって、投資に慣れていない素人でもチャレンジしやすいと言われています。

しかし、投資商品であるため完全にリスクを伴わないわけではありません。
不動産投資を失敗することなく成功させるために知っておきたい知識をご紹介します。

不動産を購入する場合

不動産投資を始める際には、投資する不動産を購入することになります。
どんな不動産を購入するのかによって、今後成功するか否かが大きく分かれます。

まず覚えておきたいのは、不動産を購入する際には様々な諸経費が必要になることです。
土地や建物を購入するために必要なお金さえ確保しておけば良いと考えている方も多いですが、不動産業者に支払う仲介手数料や税金、保険料などの諸経費が発生します。
大体の目安ですが、物件価格の1割程度は諸経費として支払うことになりますので、1000万円の物件なら100万円を別に確保しておく必要があります。
物件購入価格の予算を手持ち資金のギリギリに設定すると、諸経費分を用意できずに資金をかき集めなければいけない状態になります。

諸経費の中で大きな金額を占めるのが仲介手数料ですが、不動産の価格によって上限が定められています。
先ほどの例では400万円以上は売買価格の3%に6万円を加えた金額になるため、36万円が上限になります。

不動産購入後の注意点

不動産投資は必ず利益を得られるものではないと考えてください。
入居者が誰もいなければ家賃収入を得ることができないため、いつまでも利益を得るどころか赤字になる一方です。
入居者がいても、しっかり家賃を支払ってくれない状況も考えられます。
中には家賃滞納を平気で繰り返しているような人も存在しているため、入居時にしっかりと審査を行うことも必要になると考えられます。

他にも思わぬトラブルが発生する可能性もあります。
火災などの人災や地震や台風などの天災などにより、大事な不動産に大きな被害がもたらされる可能性があります。
万が一の時に備えて十分な補償を確保できる火災保険や地震保険に加入しておくと安心です。

不動産投資はリスクが少ないとはいえ、リスクがゼロではないことをしっかり頭に入れておきましょう。
トラブルが発生した時にはオーナーとして責任のある対応ができるように、あらかじめトラブルを予測して準備しておくことも大切です。