今後は期待大な投資方法

不動産投資で利回りを得る方法の一つであるキャピタルゲインとは、購入した不動産を売却することで利益を得る方法になります。
キャピタルゲインで大きな利益を得るポイントは、不動産価格を購入した時点では安い料金で、地価の上昇などに伴い利回りが大きいと判断できたタイミングで売却することです。
売却のタイミングによっては大きな利益になることも予想されますが、場合によってはいつまで利益が出るほどの高値にならずに宝の持ち腐れになってしまう可能性もあります。

以前はキャピタルゲイン方式で大きな利回りを出してかなり設けていた投資家がたくさんいましたが、最近は一部の場所を除いて地価が下落し続けているため大きな利回りは期待できません。
それでも、良い物件があれば思っていた以上の利回りが出る可能性があるため注目したいところです。

良い時期を見極める方法

不動産投資をキャピタルゲイン方式で成功させるコツは、時代の流れを先読みすることです。
例えば、再び東京オリンピックが開催されることになったことで地価が更に上昇することが予想されています。
オリンピックが開催される周辺地域だけでなく、関連地域も地価が上昇するのではないかとも言われています。
東京オリンピックに引き続き、札幌でも誘致活動を展開することで開催が決まった場合には、札幌でも地価上昇の流れが出てくると予想されます。

このように今後地価が上がるだろうと予想される地域の不動産を安い時期に購入しておき、値段が高くなったタイミングで素早く売却することがキャピタルゲインを成功させるコツになるとわかっていても、正直なところ素人では判断が難しいものです。
地価の変動について詳しい知識を持っている方に相談しながら、良いタイミングを見計らうことが成功させるために必要な事だといえます。

今後の予測

現在のところは地価が下がっている地域が多く、地価が上がったという地域の方が少ないです。
特に過疎地域では地価は更に下がっていくことも考えられます。
しかし、時代の流れによって今は不人気の場所でも、突然人気が出てくることも考えられます。
新築の一戸建てやマンションを建設するために必要な土地が少なくなるほど、他の地域も地価上昇の流れが波及していくと考えることもできます。

また、中古物件に関してはじわじわと取引単価がアップしている流れになっています。
新築物件を新たに購入するのではなく、安い中古物件を購入した方が良いと考える方が増えているためです。
今後もこの流れが続くようであれば、中古物件を安く購入して利回りを得る金額で販売するという選択肢もあります。
ただし中古物件の場合はリフォームが必要になる場合もあるため、この費用についても考えておく必要があるでしょう。