不動産投資は不労所得
投資商品を探している方の多くは、不動産投資が魅力的な商品として認識しているようです。
商品の特性上、投資金額は大きくなりますが大きなリスクを伴うことなく、安定した収入を確保できると期待できます。
不動産投資は不労所得だとよく言われていますが、不動産投資でどうやって設けるのかという仕組みを把握しておくことが大切です。
利益を得る仕組み
不動産投資を行うことで利益が出る仕組みは2通りあります。
まずは不動産を得て賃貸物件として貸することで家賃収入を獲得するインカムゲインという方式です。
現在の日本で不動産投資を行う場合にはこの方法が一般的になっています。
もう一つの方法が不動産の価格が低い時に取得しておき、景気の状況を確認しながら購入時の価格よりも高く売れる時に売却して利益を得るキャピタルゲインという方式があります。
こちらはバブル期にはかなり大きな利益を得ていた方も多いですが、最近では地価の下落傾向が続いていることなどの理由であまり大きな利益は期待できないと言われていますが、場所によってはじわじわと地価が上昇してきているケースも増えています。
特に東京ではオリンピックの開催に合わせて地価上昇の傾向が見られることから、不動産投資を行う人にとっては注目したいところです。
利回りとは？
不動産投資を成功させるために注目したいのは利回りです。
不動産を購入するために投資したお金に対し、どのくらい収益としてお金を確保できたのかという割合を計算します。
利回りの相場は物件によって異なるため、どのような物件に投資をしているのかにより目標値が変わります。
例えば10年以上前の古いマンションに投資している場合には、維持管理費または修繕積立金などのコストが高くなっているため実質利回りについては5%程度を目安にしてください。
家賃の価格についてはあまり値下がりしている傾向が見られないことから、表面利回りについては8%以上という場合もあります。
10年以内の築年数が浅いマンションについては、維持管理費や修繕積立金は古いマンションよりも安く設定されていることからコストが抑えられて実質利回りが4%程度になっています。
購入時の価格が高くても家賃を高く設定するわけにもいかないため、表面利回りは6%程度になると予想されます。
このように不動産投資を成功させるコツとしては、利回りが高い物件を探すことが大切になります。
購入時の価格が安いほど利回りが高くなると考えられますが、あまりにも不人気で入居者が埋まっていないような物件になると利回りは期待できなくなります。
良い物件を見つけるためには、それなりに経験を重ねていることが大切ですが、様々な物件を比較しているうちに良い物件を見つけやすくなります。